エマニュエル・スウェデンボルグの霊界〈2〉人間は、霊界に支配されている

 『Ⅰ巻』よりも、霊界や霊のことについて詳しく書かれています。
 また、この巻では、スウェデンボルグが霊界で会った歴史上の人物についての記述があり、興味深いです。

 とくに、キリスト教会で聖者とされていた人物が地獄へ堕ちていたことや、マホメッドと会ったところは非常に興味深いです。

 スウェデンボルグは、時代が下るにつれ、天国に行ける人間が少なくなったと書いています。
 それは、人間が内面的なものよりも、物質や肉体といった外面的なものを重視するようになっていったからです。
 物質的豊かさや肉体的欲求を追い求める傾向が強い現代人は、それが顕著であると言えるでしょう。

 今の世の中は、他人を蹴落としてでも成功したものが豊かになれるのだといった風潮がありますが、そういった利己主義へと傾いた人間ほど天国は遠ざかり、地獄へ堕ちやすいのだということが、この本を読むとわかります。

 そう考えると、現代人の価値観や生き方というのは、根本的なところから見直されるべきだと言えるのではないでしょうか。

エマニュエル・スウェデンボルグの霊界〈2〉人間は、霊界に支配されている

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