マルデックの破壊とルシファーの堕落

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(提供:NASA/JPL-Caltech)

遥か昔、金星と火星で栄えた人類が滅んだ後、火星と木星の間にあるマルデックという惑星に人類が入植しました。
現在では、小惑星帯(アステロイドベルト)として知られるマルデックの残骸が残っているだけですが、かつては地球のように緑豊かな生命に溢れた星だったのです。

マルデックに最初の人類が入植するにあたって、この惑星に仕える「至高存在」として大天使ルシファーが選ばれました。
ルシファーはマルデックの守護者となりますが、最終的には惑星ごと破壊されてしまうに至ります。

どうして、そのようなことになったのでしょう?
「プレアデス人類と惑星の物語」では、その詳細な内容が語られています。以下がその抜粋です。

ルシファーが5000体の魂をマルデックに持ち込む

マルデックへの人間の入植に先立つ2万6000年周期の終わりに、フォトン・ベルトが太陽や星の門やこの惑星と正確に一直線上に重なりあったとき、ルシファーがそれぞれの結ばれた門を通ってマルデックへとやってきました。そして彼は光の身体をもつ5000個以上の魂と融合して、彼らを一緒にここに運びこみました。
彼がやがてマルデック人となる5000体の魂とともに六次元まで降下してきたとき、それぞれの魂に二人の天使を割り当てる役割を務める太陽の天使の大集団が加わって、魂を吹き込まれた光の身体のその後を引き継ぎました。そして惑星の表面で四次元のときに、彼らはそのプロセスを思いだすために一度だけ月の一サイクルの期間中立ちどまりました。その期間中に肉体に帰りつつあるそれらの存在たちは、惑星の大気や波動パターンや軌道に順応したのです。そして順応のための期間が終わると、最終的な三次元形態への次元降下が行われました。マルデック人にとっては、宇宙を旅して天使と過ごしたおぼろげな記憶とともに、短いまどろみののちに惑星マルデック上で「めざめた」かのような体験でした。それはまるで覚醒夢のような出来事だったのです。一年ほどのあいだ、彼らはテレパシーで自分の二人の守護天使と交信することができました。その期間の終わりにはテレパシーによる交信の手段が断たれて、夢での交信だけが継続されました。マルデック人はその変化に前からそなえており、それが起こったときには準備が整っていました。

~中略~

人々は前世や故郷の惑星については知らされておらず、変容される必要のあるパターンに関してだけ告げられました。最初の5200年間は、高次の存在からの基本的な不干渉が意識レベルで存在していました。しかしそのいっぽうでは、ルシファーや大勢の天使、ガイド、デイヴァやその他の彼の援助者たちが軌道パターンや太陽の符号や大気の状況を維持しながら、マルデックを他の惑星や星系からの侵略から守っていました。そうした現存する仕組みの変化は──とくに彼らが高次の存在からの直接的なコンタクトに巻き込まれるかどうかは──それぞれの社会において「一人を除く全員の合意」を得ることによってしか起こらないことになっていました。また5200年周期の終わりにプレアデスの光の使者のメンバーがそれぞれの社会に転生し、マルデック人の意識を進化という目的にめざめされることや、その他の必要とされる助言や教えを提供することになっていました。そのときに現存する秩序の再評価もまた行われることになっていたのです。

プレアデス人類と惑星の物語」より

ルシファーとともに5000体の魂がマルデックにやってきて、最終的に三次元形態へ次元降下し、マルデック人として過ごすようになりました。
このようにして、マルデックに最初に人類が入植しました。
地球の進化論で言うところの、動物的な原人からの進化というかたちではなかったわけです。

ちなみに「デイヴァ」という聞き慣れない名称が出てきますが、「時を超える聖伝説」によると、意味としては天使と同意語のようです。
英語では天使やデイヴァという言葉に様々な意味が付加されているようですが、すべての天使はデイヴァであり、すべてのデイヴァは天使であるとのことです。
デイヴァは神の創造が実行される際、それを実行するための機能を持った存在として生み出されます。

さて、マルデックの「至高存在」としての役割についたルシファーは、マルデック人の高次の集合意識の発達に全力を注ぎます。
しかし、ルシアファーの慢心によって、時代が下るにつれて彼やマルデック全体に陰りがさしてきます。
再び「プレアデス人類と惑星の物語」から、その詳細を抜粋します。

ルシファーの堕落

マルデックの入植の歴史全体にわたる高次元世界での「至高存在」としてのルシファーの役割の大半は、銀河の中心からの符号と指示を保持し、適切なデイヴァや天使やガイドや守護者や、電磁的かつエネルギー的なグリッドと地軸を守護する番人にそれを伝達することでした。もちろんルシファーは、必要に応じて援助者や個人的なガイドを分散させて、高次の集合意識の発達に全力を傾けました。そしてマルデック人がより強力な高次の集合意識を発達させつつあるこのとき、ルシファーの役割は変わっていきました。集団の進化のパターンは、覚醒して高次元で仕えることを選んだマルデック人とともに、マルデック人自身の高次の集合意識によって保持されていました。それゆえルシファーは、むしろ霊的世界の行政官のようなものに近い存在になっていたのです。
ルシファーはマルデックでの体験以前にも種の進化を目撃したことがありましたが、このときが「至高存在」として仕える最初の体験でした。またいっぽうでは、彼にとってみずからの自治権を保ちながら、惑星全体やその住民の意識と溶けあうことは大いなる学びだったのです。そして彼自身が気がつかなかったのは、マルデックの集合意識の低次元の波動パターンも彼に刻まれたという点でした。そのルシファーの潜在意識──それを彼は自分がもっていることを知らなかったのですが──にもっぱら影響を及ぼしたパターンとは神聖性への不信感でした。そのほかにも、暴力や被害者意識、耽溺、羞恥、低い自己評価、全般的な不信感などが彼の潜在意識に刻み込まれました。しかしマルデック人の進化によって、高次の集合意識を保持するという彼の役割が緩和されるまでは、彼は自分がそうした意識をもっていることさえ自覚していませんでした。やがてルシファーが少しずつ高次の集合意識から離れて、その意識を直接体験する代わりにその意識とし交流しはじめると、彼は自分自身の存在を通して落ち着きのなさや不安な動きの波動を感じるようになりました。ところがルシファーは、それらの体験を単に彼とマルデック人との関係の変化から生じる余波だとみなして重要視しませんでした。それらの波動は、まれにではあっても規則的なパターンをとっていました。いってみればそれは彼の潜在意識あるいは影の側面から直接はね返ってきたものだったのです。
ルシファーは、自分自身がすべてのレベルで誘惑や誤りから超越した状態にいると過信することで、それらの感覚や思考のパターンを見逃しつづけました。やがてそれらはますます頻繁に訪れるようになりました。つまりその威力を無視して否定すればするほど、それはますます強力になっていったのです。まもなく彼は、人々の進化をもっとコントロールする必要性と、そのコントロールがなされないままで人々が進化することへの漠然とした不信感を感じるようになりました。こうして潜在下の刷り込みは、ルシファーの意識にますます深く浸透していったのです。
自分のあらゆる意識と感覚が真理にもとづいていると思いこんでいた彼は、その衝動を確かなものと考えるようになっていきました。彼自身の意識がくもってくると、マルデックの天候もそれに反応し、雨や曇り空、稲妻、台風が頻繁に訪れるようになりました。思考のコントロールと人々への不信感という一人よがりな考えにのめりこむことが彼の認識をくもらせており、太陽の符号の濾過システムのなかで文字通り曇りやもやをつくりだしたのです。
天気と気候をつかさどるデイヴァが、なぜ太陽の符号にアクセスしにくくなり、ときには漠然としかつながれなくなったのかをルシファーに質問すると、彼はそのデイヴァが自分自身の任務の怠慢に対する言いわけをしようとしているのだと思いました。彼はそのデイヴァの行為に論理的な理由などないと考えるのをやめなかったのです。つまり彼は、他者に対してある程度の不信感を抱くようになり、それがデイヴァやガイドにも感染していきました。

~中略~

マルデックの人々は、邪悪なエネルギーや天候の変化と似通った感情パターンを体験していました。彼らの気分は極端なほど揺れ動きました。彼らは台風のあいだ不安にとらわれて癇癪を起こしました。また曇り空や霧の日が続いたあとは、もやもやした気分に襲われました。そして太陽がふたたび顔を出すとホッとしましたが、自分があまりにコントロールを失ってしまったことに対して警戒心が芽生えていきました。彼らは自分自身の感情と肉体をコントロールする必要を感じましたが、それが可能だとは信じていませんでした。彼らは自分自身の感情と肉体をコントロールする必要を感じましたが、それが可能だとは信じていませんでした。というのも、ルシファーの人々の進化の能力に対する信念の欠如が、潜在意識レベルで彼らに影響を与えており、彼らの自己信頼という総体的な感覚が変わりはじめたからです。
人々は自分をコントロールしようとしてそれまで以上に一生懸命努力し、できるかぎり神殿へと出かけていきました。つまり彼らは、だれかの援助がより以上に必要だと感じていたのです。集団での瞑想やヒーリングの実践、そして自己観察がある程度の助けになりましたが、やがて耽溺がふたたび人々に忍び寄ってきました。霊的に進化する能力がないという隠された怖れが高まった結果、人々は心の平安や自身をとり戻しリラックスさせてくれるような興奮を探し求めるようになりました。
それらの人々を観察しながら、ルシファーはますます彼らがコントロールされる必要があると確信しました。彼は太陽の符号やクラウン・チャクラというポジティブな結果をもたらす役割や、時間を開放するための進化的刺激の能力に関して、自分に自身を失っていました。また彼は、惑星の中心で形成されるエネルギーはあまりに精妙すぎて効果的ではないと感じていました。そのうえ人々になんらかの影響をもたらす個人的なガイドとしての能力にもまったく自身を失っていた彼は、高次元のガイドや人類への奉仕者たちは、だれ一人として心から人間のことを思いやってもいないし、まして人々の幸福についてなど考えたこともないと思いこむようになりました。そして、そべてのガイドや天使やデイヴァやその他の奉仕者たちは、ルシファー自身が長いことそうしてきたように、ただロボットのように秩序にしたがっているだけだと信じたのです。また彼がともに働いてきた銀河の中心やプレアデス人やその他のすべての存在たちは、ある種のトランス状態に陥っており、そのため彼らは個々の状況について適切な対応や決定をくだすことができないという事実に自分一人がめざめたのだと彼は信じていました。そして自分だけが適切な対応や決定をくだすことができるのだと心から確信していたのです。
こうして潜在意識下の刷り込みの中へと堕ちていった時点で、ルシファーは「聖なる真理」や純粋な光とのすべての接触を失いました。彼は妄想状態に陥り、神の側にこそだれもを眠らせてあやつるための巨大な筋書きがあるのだと思いこみました。そして彼がめざめて、マルデック人の進化あるいは存在全般に対する支配権を握るためには、彼が神や光の勢力よりももっとパワフルにならなければならないと考えたのです。だれかが神に反旗をひるがえし、神がすべての存在を押さえこんで私たちが神と同じくらいパワフルであることを知らせまいとして私たちを彼の支配下においている、ということを証明しなければならないとルシファーは考えていました。

~中略~

マルデックのあちこちで、そして神殿内でさえ権力闘争が起こりつつありました。神官や巫女たちも、互いに争うことによって高次元世界の汚染に反応しはじめたのです。ヒーリングの技法の妥当性や、どの儀式がどんな目的に用いられるかをめぐって議論が紛糾しました。神官や巫女は帰依者や相手からの情報を一人占めし、それがみんなのためだと考えていました。そして自分だけが高次の使命とつながっていると思いこんでいたのです。
ギャンブルや飲酒、ドラッグ、暴力、愛のないセックスがふたたび非常にありふれたものになりました。そららのマルデック上の人々が堕落していく兆候のひとつひとつを見て、ルシファーはマルデックにコントロールが必要だという自分の結論が正しいことにますます自身を深めていきました。人々はあらゆる健全な現実との接触を失い、だれもが意識の「もうろう状態」や極端な感覚的刺激を通しての快感を探し求めました。頻繁に自殺が起こり、気候がまったく不安定になりました。そして作物は実らず、動物や植物は急激に死に絶えていきました。マルデック上のどこを見渡しても平和や健全さがほとんど存在しなくなったのです。
四番目の5200年周期の終わり近くになって、銀河の中心から放射されるフォトン・ベルトが惑星に接触しはじめると、ルシファーは活動を開始しました。彼は指揮下にある全勢力が、惑星とフォトン・ベルトの影響力とのあいだの防壁となるよう仕組んだのです。彼は彼に仕える天使やデイヴァたちに、マルデックのまわりに光を反射する保護膜を形成するように命じました。彼は天使たちに対してそれはマルデックを守るためだと言いましたが、それ以上詳しいことは説明しませんでした。
ルシファーの指示にしたがうことになっていた天使たちは、それを実行に移しました。いっぽう、マルデックの中核にいる「光の存在」たちは、憎悪と不信の波動をルシファーから受けとりながらタントラの送信を継続しようとしていました。そして彼らは、そのころには少しやけ気味になりながら、そして結果的にはエネルギー汚染をもたらしながらそれを行っていたのです。
プレアデスやシリウスやアンドロメダの光の大天使のような高次元の「光の存在」は、ルシファーや、保護膜を支えるために補充されたすべての存在によって形成された保護膜を突破しようと試みました。そして最終的にマルデックをとりまく内側と外側からの圧力があまりにも強烈になったために、惑星が完全に軌道の外に投げ出されたのです。ルシファーはただそれだけを目論んでいたのですが、その結果起こるすべてを見通していたわけではありませんでした。マルデックが軌道をはずれて投げ出されると、外側の気温が上昇して大気が自然発火しました。そして内側の圧力の層が崩壊して惑星全体が砕け散り、たくさんの小さなかけらになったのです。
マルデックの中核の「光の存在」たちは、惑星をとりまく大気圏内の多くの存在と同様にこなごなに砕け散って宇宙へと放り出されました。準備を整えていたプレアデス人やシリウス人やアンドロメダ人は、傷ついた存在たちが惑星を離れると同時に彼らをヒーリング用の保護膜であるコクーンに収容しました。もちろん人類をはじめとするすべての生命体も、マルデックが爆発した瞬間にこっぱみじんに吹き飛ばされました。それらの人間の魂や魂のかけらもまた癒しのコクーン内に集められ、そのすべての存在は地球へと送られました。そしてコクーンは海のなかに投げ込まれ、数百年前からそこに住んでいた何千頭ものイルカたちによって看護されたのです。
ルシファーは、もしかしたら彼を唯一理解してかくまってくれるのはオリオンの戦士だけかもしれないと判断し、彼らの社会へと逃亡しました。そして彼の予想通りに、オリオンの戦士たちは光や銀河の中心に対抗する自分たちの戦いに強力な味方を得たことで大喜びでした。こうしてみなさんにも知られているルシファーの反逆が始まったのです。

プレアデス人類と惑星の物語」より

以上がマルデックが破壊されるまでの経緯です。
マルデックの末期的な様子は、どこか現在の地球と似たところがありますね。
地球がマルデックと同じように破壊されてしまうのは避けたいところですが……。

マルデックの破壊により、膨大な数の魂たちが地球へとやってきます。
現在の地球人の何割かは、過去を遡れば、マルデックから転生した魂でしょう。

さすがに惑星が破壊されてしまうと、魂も傷ついてしまうようで、地球に運ばれたマルデック人の魂はコクーンの中で癒しを受ける必要があったようです。
また、その当時から地球に住んでいたイルカによって看護されたようですね。

ところで、マルデックが破壊された後、ルシファーはどうなったのでしょう?
最後に、オリオンの戦士たちのもとへと逃亡したルシファーの神への反逆がこうして始まったと締めくくられています。
聖書などで語られているところの反逆の堕天使という呼び名がついた背景には、このような経緯があったということでしょうか。

この後、ルシファーがどのようになったのか気になるところですが、それはまた別の機会に書いていきたいと思います。

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